#尿漏れ の記事一覧
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神経因性骨盤臓器症候群(NIS)
かねてより慢性的な肛門の痛みや骨盤の痛みを訴えて来院される患者様が多くみられ、仙骨や尾骨・靭帯・筋肉などの痛みと考えられていました。あちらこちら病院を受診されても原因が分からず、治らないため長い間苦しんでおられる方も少なくありません。しかし、よく観察すると、腰椎から出て肛門に至る仙骨神経に沿って圧痛ある硬結を認め、ここから痛みが発生していることが分かりました。
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骨盤内蔵機下垂・骨盤臓器脱
骨盤内の臓器、例えば膀胱や子宮・直腸などの臓器が下がり、外に脱出するようになります。悪化すると、この3つの臓器が全部脱出することもあります。
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前立腺肥大症
前立腺が大きくなり尿道を圧迫することによって、様々な症状を来たす疾患です。
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尿失禁
自分の意思に関係なく尿が漏れてしまう状態を指します。
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神経因性膀胱(過活動膀胱・間質性膀胱炎)
排尿は中枢神経から脊髄、末梢神経を経て神経の支配を受けているため、スムーズな排尿や蓄尿が可能です。これらの神経支配の途中で何らかの障害を受けると、排尿や蓄尿が上手く行えなくなります。このことを神経因性膀胱と呼びます。
神経因性膀胱の原因となる疾患は脳出血や脳梗塞、脳腫瘍などの中枢神経疾患、パーキソン病などの神経内科的な疾患、脊髄損傷や直腸癌、子宮癌などの外傷や外科的手術によるもの、糖尿病や梅毒などの末梢神経障害によるものなど多岐にわたります。