消化器外科のはなし一覧

  • おなかのはなし

    虚血性腸炎

    大腸に血を送る血管の血流が阻害されることで大腸に炎症が起こる。高齢者に起こりやすい病気です。

  • おなかのはなし

    大腸憩室疾患(大腸憩室出血・大腸憩室炎)

    大腸粘膜が腸管壁を貫いて外側に突出し、袋状になった状態を言います。

  • おなかのはなし

    鼡径ヘルニア

    足の付け根部分のことを「鼡径部(そけいぶ)」といいます。
    「ヘルニア」とはもともとはラテン語で飛び出すという意味で、鼠径ヘルニアとは足の付け根から小腸やお腹の中の脂肪などの組織が出てくる病気です。本来ならばお腹の中に収まっているはずの腹膜や腸の一部が、鼡径部の筋膜の間からはみ出して皮膚の下に出てきてしまう、俗にいうところの「脱腸(だっちょう)」のことです。

  • おなかのはなし

    虫垂炎

    急性虫垂炎とは大腸の盲腸と呼ばれる部分についている虫垂(5~10cmで指サック様)に便などがたまり、炎症を起こす病気です。30人に1人が罹患します。

  • おなかのはなし

    胆石症

    胆石症とは胆嚢(たんのう)のなかに石ができる病気です。日本人では10~20人に1人ぐらいの割合で胆石が発生します。また、女性は男性の2倍の発生率があります。近年、食生活の欧米化に伴ってその発生率はさらに増加してきており、年間約10万人の方が胆石症と診断されています。