疾患の記事一覧

  • おしりのはなし

    スキンタグ

    いぼ痔や切れ痔による炎症の腫れが引いた後、肛門のまわりに皮膚のたるみができた状態です。できものとして感じることもあります。

  • おしりのはなし

    尖圭コンジローマ

    尖圭コンジローマは、性器や肛門のまわりにイボができる病気です。接触によって感染し、性交などによって感染する性感染症の一つです。

  • おしりのはなし

    肛門周囲膿瘍

    肛門周囲が腫れて膿が溜まった状態です。ほとんどの膿瘍は痔瘻へ移行し、後日根治術が必要になります。

  • おしりのはなし

    膿皮症(臀部膿皮症)

    臀部膿皮症(でんぶのうひしょう)とは、肛門周囲の皮膚の下が化膿(かのう)する病気です。

  • 泌尿器などのはなし

    前立腺腫瘍(癌)

    排尿障害、血尿、骨転移による転移部の疼痛など。これらはいずれもある程度進行した状態で、初期ではほぼ全くの無症状です。最近は血清の前立腺癌マーカーのPSA測定で疑われ、前立腺生検で確診することが多いです。

  • 泌尿器などのはなし

    前立腺肥大症

    前立腺が大きくなり尿道を圧迫することによって、様々な症状を来たす疾患です。

  • 泌尿器などのはなし

    尿失禁

    自分の意思に関係なく尿が漏れてしまう状態を指します。

  • おなかのはなし

    過敏性腸症候群(IBS)

    長年にわたり「便秘・下痢・腹痛」などの症状を繰り返しながら、しかもいろいろ検査をしても大腸に潰瘍や炎症などが見られず、腸の動きや働きに異常が現れる疾患です。「腹痛があり、最近3ヶ月は平均して少なくとも週に1日あり、その腹痛が排便と関連したり、腹部の症状の始まりが排便の回数や便の硬さの変化から現れる」などと定義されており、生活習慣、体質、心理的因子などさまざまな因子が関係しておこると考えられています。
    当院の調査では16.5%、つまり6人に1人の割合で過敏性腸症候群の方がいることが確認されています。諸外国の調査や国内の調査でも同様の結果で14~22%とされており、特別な病気ではなく多くの人が経験しているということを表しています。尚、過敏性腸症候群の症状を持ちながらも病院を受診せず放置している方が2人に1人で、病院を受診される方は6~7人に1人でした。過敏性腸症候群と似たような症状でも、腸に炎症があったりすることもありますので、まずは医療機関を受診して、正しい診断を受けることが大切です。
    症状によって、便秘型と下痢型、この二つを合わせた便秘と下痢を繰り返す交替型(混合型)の3つのタイプに分けられます。

  • 泌尿器などのはなし

    尿路・性器の感染(急性膀胱炎/急性腎盂腎炎/急性前立腺炎)

    尿路の感染(性行為感染症を除く)は一般的に女性に多くおこります。感染が繰り返し起こったり、長引いたり、男性に発生する場合は合併症の有無を調べる必要があります。