疾患の記事一覧

  • おなかのはなし

    虫垂炎

    急性虫垂炎とは大腸の盲腸と呼ばれる部分についている虫垂(5~10cmで指サック様)に便などがたまり、炎症を起こす病気です。30人に1人が罹患します。

  • おなかのはなし

    胆石症

    胆石症とは胆嚢(たんのう)のなかに石ができる病気です。日本人では10~20人に1人ぐらいの割合で胆石が発生します。また、女性は男性の2倍の発生率があります。近年、食生活の欧米化に伴ってその発生率はさらに増加してきており、年間約10万人の方が胆石症と診断されています。

  • おしりのはなし

    粘膜脱症候群

    肛門で奥の直腸前方の粘膜が排便によって刺激され、粘膜炎を起こし、それが次第に大きくなり塊状になって排便を妨げます。

  • おしりのはなし

    直腸膣壁弛緩症・直腸瘤・レクトシール

    直腸瘤(りゅう)は直腸膣壁弛緩症(ちつへきしかんしょう)やレクトシールとも呼ばれ、直腸と膣の間の壁が薄くなり、直腸が膣の方へ袋状に突き出てくるものです。便を出そうと力んでも、この袋に便が溜まり外に出にくくなります。

  • おしりのはなし
    おなかのはなし
    泌尿器などのはなし

    骨盤内蔵機下垂・骨盤臓器脱

    骨盤内の臓器、例えば膀胱や子宮・直腸などの臓器が下がり、外に脱出するようになります。悪化すると、この3つの臓器が全部脱出することもあります。

  • おしりのはなし

    直腸脱(完全直腸脱、不顕性直腸脱)

    肛門から直腸壁全層が脱出する病気です。高齢の女性に多く、ひどくなると10cm以上脱出することもあります。筋層を伴って脱出する完全直腸脱と肛門から粘膜のみの脱出を認める不完全直腸脱(直腸粘膜脱)、肛門から脱出を認めない不顕性直腸脱(直腸重積)の3つに分類されます。不顕性直腸脱は直腸が下垂するが肛門の外には脱出せず、直腸内に止まり、直腸の壁が二重になるものです。

  • おしりのはなし

    自己臭症

    自臭症、自己臭恐怖症とも言われており、自分の臭い(口臭、体臭、便臭など)が漏れて、周りの人がそれに気づいて嫌がっている、自分を避けているなどと思い悩むのが特徴です。※当院は、大腸・肛門を診ている病院ですので、以降は便臭・ガス臭(おならの臭い)についての治療・検査の説明に限定させていただきます。

  • おしりのはなし

    肛門周囲(皮膚)炎

    肛門周囲の皮膚がただれる病気です。

  • おしりのはなし

    便失禁

    意図せずに肛門から便などが漏れてしまう状態です。特に便失禁は日本で500万人が有していると言われ、最近社会的に問題、話題になっています。