#発熱 の記事一覧

  • おしりのはなし

    痔瘻(痔ろう / 俗称:あな痔)

    肛門の周囲に膿がたまる肛門周囲膿瘍が破れて(切開して)膿の管ができた状態です。肛門の周りの小さな穴から膿が出たり、湿疹ができたり、かゆみや痛みを伴うことがあります。原則として自然治癒は少なく、治すには手術が必要となります。
    膿の管は勝手にあるわけではなく、ちゃんとしたルールをもって広がっています。その入口は肛門と直腸との境にある波形の歯状線といわれる所の凹みの部分にあり、これを痔瘻の原発口あるいは一次口とよびます。そこから括約筋を貫いて肛門のまわりに開口します。これが外口、あるいは二次口とよばれるものです。その間にある膿の管を瘻管といいます。原発口はもともと肛門腺の開口部で、そこが化膿して膿の管ができるのです。
    痔瘻の中には、肛門のまわりに開口しないで奥の方へと進んで直腸のまわりに広がったり、直腸の中へ破れているものもあります。

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    虚血性腸炎

    大腸に血を送る血管の血流が阻害されることで大腸に炎症が起こる。高齢者に起こりやすい病気です。

  • おなかのはなし

    潰瘍性大腸炎

    潰瘍性大腸炎(ulcerative colitis / 頭文字をとって「UC」という略称も使われます)は、大腸の粘膜に炎症が起こり、潰瘍ができる炎症性の腸疾患です。炎症は直腸から広がり大腸全体におよぶ場合もあり、病変の広がりや経過によって細かく分類されます。また、病期により症状が出ている時期を「活動期」、症状が出ていない時期を「寛解(かんかい)期」に分類されます。

  • おなかのはなし

    クローン病

    クローン病(Crohn’s Disease / 頭文字をとって「CD」という略称も使われます。)は、主として若年層に発生する腸疾患で、小腸や大腸の粘膜に潰瘍(かいよう)を生じたり、凹凸を生じたりしますが、病変がとびとびに現われるのが特徴です。病名は、1932年に最初にこの病気を報告した医師、バーリル・B・クローン博士にちなんで名づけられました。
    クローン病は病変の部位によって大腸小腸クローン・大腸クローン・小腸クローンに分類され、それぞれに応じた治療が行われます。

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    虫垂炎

    急性虫垂炎とは大腸の盲腸と呼ばれる部分についている虫垂(5~10cmで指サック様)に便などがたまり、炎症を起こす病気です。30人に1人が罹患します。

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    胆石症

    胆石症とは胆嚢(たんのう)のなかに石ができる病気です。日本人では10~20人に1人ぐらいの割合で胆石が発生します。また、女性は男性の2倍の発生率があります。近年、食生活の欧米化に伴ってその発生率はさらに増加してきており、年間約10万人の方が胆石症と診断されています。

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    肛門周囲(皮膚)炎

    肛門周囲の皮膚がただれる病気です。

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    肛門周囲膿瘍

    肛門周囲が腫れて膿が溜まった状態です。ほとんどの膿瘍は痔瘻へ移行し、後日根治術が必要になります。

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    膿皮症(臀部膿皮症)

    臀部膿皮症(でんぶのうひしょう)とは、肛門周囲の皮膚の下が化膿(かのう)する病気です。

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